101匹ビートルズ大行進 - 2008/03

かつてはビートルズ・カヴァーに関するブログでしたが・・・
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2008年03月31日(Mon)▲ページの先頭へ
「クローバーフィールド」のストーリーはこうなる!

ネタバレ御免!

以下、管理人の思い込みによる映画"Cloverfield"のあらすじ







ACT 1 「海魔、目覚める。」

西暦2007年9月、日本企業タグルアトは、大西洋の深海に14番目の石油プラント「チュウアイ」を建設するが、
そこは"巨大な何者か"が眠る禁断の領域だった。
永い眠りを妨げられた巨大生物は怒り狂い、大西洋上を航行中のタンカーを撃沈し、北米大陸をめざして西進
を開始する。


ACT 2 「クローヴァーフィールド」

映画版で描かれるのはココ!

ついにマンハッタン島に上陸した巨大生物は米軍の攻撃をものともせず、自由の女神像 ( 高さ90メートル ! )
の頭部を吹き飛ばし、高層ビル群を破壊し尽す。
鬼神」と名づけられた巨大生物の驚くべき破壊力によって広がってゆく瓦礫の荒野には、一面にクローヴァー
状の足跡
が刻まれていた。
いっぽう、「鬼神」の体表に寄生していた原始甲殻類も大繁殖し、次々に人間を襲い始める。


ACT 3 「ボア・ジュース」

未知の脅威にさらされ、地獄の様相を呈するニューヨーク・シティ。
事態収拾のカギを握るタグルアトCEOが失踪直前に残した謎の言葉、「海底の蜜」が意味するものとは?




新たに公開された映像。(下の画像をクリック)





最新版TVスポット







クローヴァー状の足跡 (横須賀市観音崎・多々良浜にて撮影されたもの)














「クローバーフィールド」の謎。それは深海からやってきた!




いぜんとして謎に包まれたまま、全米公開日が近づいている映画「クローヴァーフィールド」。
この作品の最初の仮タイトルだった"slusho"という単語をたどっていくと、日本の架空の清涼飲料水メーカー「スラショー」のサイト(ココ)にたどり着く訳ですが、残念ながら今のところ、このサイト内には映画に関する具体的な情報は見当たりません。

今回、「スラショー」の親会社である「タグルアト」(本社は東京丸の内。もちろんこれも実在しない。)の企業紹介HP内の、深海採掘事業に関するページ(ココ)を見ていたら、おかしなことに気づきました。

世界14か所に散らばる深海採掘ステーションの名前が、"ジンム""スイゼイ""アンネイ""イトク"など、どれもこれも昔どこかで聞いたようなものばかりなのです。
「日本史:歴代天皇要覧」でチェックしたところ、14か所の各ステーションのすべてが、我が国の初代から第14代までの天皇の名前になっていることがわかりました。

ここで注目したいのが、大西洋の北米大陸寄りに設置された、いちばん新しい「チュウアイ」ステーション。
もちろん第14代の仲哀天皇にちなんだネーミングですね。
ここでは2007年9月から採掘作業が行われているという設定になっています。

しつこいようですが、この地点から一番近い陸地は、映画の舞台となる北米大陸の東海岸なのです。
「タグルアト」は、この「チュウアイ」ステーションを設置することによって、深海に眠る「巨大な何者か」を目覚めさせてしまったのではないでしょうか。
(それって、70年代のZ級怪獣映画「テンタクルズ」とそっくりな気がしますが・・・)


すべては間もなく明らかになるはずですが、この映画の日本公開日はいまだに不明。
いったいどうなることやら・・・


追記:
ここまでが12月下旬時点での予測。
これ、けっこうあたってたみたいですね。
破壊される「チュウアイ」ステーションの映像が公開されました。




追記その2:
1月8日から「クローヴァーフィールド」が公開されたアメリカでは、この作品に対する評判は上々。
日本公開は4月5日に決まったようですね。


↓J.J.エイブラムズの作品群









2008年03月26日(Wed)▲ページの先頭へ
地球上には危険がいっぱい!

生物兵器による殺戮、蔓延する疫病、地球外生命体の侵略、魔物の出現・・・2008年も、相変わらず地球上には危険がいっぱいです。
本日はそんなホラー映画、パニック映画(死語)の予告編を集めてみました。



1."Feast"



「いいいいいぃやあああぁぁぁ!」←椿鬼奴風に。


辞書で調べてみると、"Feast"という単語には「祝宴」「ごちそう」という意味がある。
きっと人間が、上のポスターに描かれた牙だらけの奴 (探知も追跡も阻止も不可能な、生きた兵器?) の餌食に
なる話だろうな。(あたりまえか。)
この予告編に漂う、全盛期のディーン・R・クーンツの小説みたいな雰囲気に期待感が高まる。
しかし残念なことに今回取り上げた6作品中、この映画だけは日本公開やDVD発売の情報が見当たらない。
観たいぞ!

追記:
今年中に日本公開されることになりました。めでたし!


2."Altered"  邦題「地球外生命体捕獲」
2008年3月26日、DVDリリース決定!



もうタイトルからして、バカ映画 (褒め言葉) 確定ですな。
今にもブルース・キャンベルが出てきて自分の右手と格闘を始めそう!
ちなみに今年DVDが出た「宇宙人の解剖」 (劇映画) も楽しい作品だった。




3."Slither" 邦題「スリザー」



「デッドリー・スポーン」やら「フロム・ビヨンド」やら、80年代の安いモンスター映画の雰囲気がよく出ている。
でも「エクソシスト、ハロウィン、エイリアン、シャイニング、物体X、エルム街、ヘルレイザー ・・・
みんな軟弱
」って、そこまで言うか確信犯!

追記:
12月某日、三宮の映画館で鑑賞。これは面白かった!


4."The Mist" 邦題「ザ・ミスト」



この予告編を観たとたん、強いデジャヴを覚えた。
スティーヴン・キングの小説の映画化らしいけど、保安官をベン・アフレックに替えたら一昔前の「ファントム」('96)
にそっくり。
昔の映画に似ているのは一向にかまわない。ただ「ファントム」みたいなトホホな作品でないことを祈る。
(そう言えば「ファントム」の原作者も1でふれたディーン・R・クーンツだった。原作はトホホに非ず。)



5."28 Weeks Later" 邦題「28週後・・・」

 ショウシュウリキィ〜♪

兵士のウインクが何を意味するのか、妙に気になる予告編。
これは間違いなく面白い作品に仕上がっていると思う。
来年1月の公開が楽しみ。

追記:
「兵士のウインク」のシーンに思わず涙が・・・
1月19日、シネフェニックスにて鑑賞。
パート1に劣らない、緊迫感溢れる力作です!
28年後・・・」もぜったいやると見た。
あ、「28ヵ月後・・・」が先か。



6."I Am Regend" 邦題もそのまま


あちこち探したけど、ウィルくんのフォトばっかり。

誰もいないはずのビル街にゴルフボールを打ち込んで「ふぉーっ!・・・」と叫ぶところ、"地球最後の男"の孤独感が滲み出ていて、いい感じですな。
「ポセイドン」とか「ピンクパンサー」とか「日本沈没」とか、近年なんだか無理してるリメイク (おそらく「椿三十郎」も) が多いけど、これは安心。
なぜなら70年代のヘストン版がショボかったから。

追記:
残念!これは駄目映画でした。
ウィル・スミスのでしゃばり過ぎ安っぽいCGのせいで、いくらでも面白くなりそうなプロットが台無し。
CGぬき、クリストファー・ウォーケン主演で撮り直してくれ!(無理か・・)


それでは怪奇SF豪華6本立てをお楽しみください!












2008年03月19日(Wed)▲ページの先頭へ
ボッサン・ストーンズ

ジャケが最高!
「スティッキー・フィンガーズ」のパロジャケって、ほかにもいろいろあるけれど、眺めているだけで幸福な気分に
浸れるのは、こいつだけ。
「双子の妹、紹介するわ。」的な第2弾も見事。
このセンス、本家(ストーンズ)も見習ってほしいものです。
あと、最近のミックの歌いかた、何とかならないものか。

閑話休題。
ボッサンの話に戻ろう。
曲ごとに変わる女性シンガーたちが皆さんやたらに巧い。
普通これだけ声の力抜いちゃったら、きっと歌えたもんじゃないですよ。
ひょっとしたら南米の奥地には、ウィスパー・ヴォイスの特訓道場でもあるんでしょうか。

ズラリとならんだトラックスーツ姿の美女たちが、いっせいに発声練習をしてる。囁き声で。
うっかり声に力が入ろうものなら、「何しとんのじゃワレェ!」と女性鬼教官の怒声が飛んでくる。
もちろんこちらも囁き声で

ちょっと見てみたい光景ではある。








ジャズ・アンド・エイティーズ



「ボッサン・ストーンズ」以来、「〜マーレイ」、「〜ローゼズ」と、このシリーズがいたく気にいってしまい、ついに全巻揃えてしまった。

まず80年代編。

1 Cooltrane Quartet, The - Should I Stay Or Should I Go
2 Souza, Karen - Do You Really Want To Hurt Me
3 Urselle - Purple Rain
4 Lancaster, Jamie - Boys Don't Cry
5 48th St. Collective - Sweet Dreams (are Made Of This)
6 Stella Starlight Trio - Don't You (forget About Me
7 Farrelli, James - In The Air Tonight
8 Eastwood, Dinah - Hungry Like The Wolf
9 Cooltrane Quartet, The - Like A Virgin
10 Kobayashi, Sawa - Patience
11 Simonal, Michelle - With Or Without You
12 George White Group - Nothing Compares 2 U

「ボッサでストーンズを」に続いて「ジャズでエイティーズを」という、非常にわかりやすい企画である。
マドンナ、カルチャー・クラブ、ユーリズミクスあたりは、最近量産されている同様の他社の企画でもよく取り上げられているようだが、アレンジ、演奏、歌唱力、どれをとってもこのシリーズが頭ひとつ抜きん出ている。

プリンスの「パープル・レイン」のカヴァーが特に素晴らしい。
初めてこのシリーズを体験する人はたいてい、あまりにも肩の力の抜けた歌い出しを聴いたとたん、いちどは椅子からころげ落ちる。
このシリーズの女性シンガーたちは皆、いわゆるウィスパー・ヴォイスの達人ばかり。
前にも書いたが、これではまるでオリジナルを小馬鹿にしているように聞こえる。
でも、そこがいい。
それがかえって有名な楽曲群の新たな魅力を引き出すことに成功し続けている。

クラッシュ、デュランデュラン、U2の作品も、それぞれ素晴らしいジャズ・ヴォーカルものに仕上がっているが、私は当時これらのバンドを聴いていなかったので、新曲として楽しむことができた。

で、90年代編に至っては、ジャミロクワイにオアシスにニルヴァーナ?
もうこれは全曲守備範囲外、新曲の連打だ!
みんな、いい曲作ってるんだねー。
オリジナル知らんけど。

それにしても新作が待ちどおしいシリーズである。
つぎは是非、「ボッサン・ツェッペリン」か「ジャズ&70ズ」をお願いします!

「サルサ&アビーロード」でもいいよー。




ミルク・ボッサ・エイティーズ

納得の紙ジャケ2000円。



ミルク・ボッサ・エイティーズ V.A.

1. パーフェクト・キス(マルセロ・リセンヂ)
2. ライク・ア・バージン(マルセラ)
3. ウーマン(ヅヅ・ブラガ)
4. プライベート・アイズ(クリス・デラノ)
5. ゼア・シー・ゴーズ(マルセロ・リセンヂ)
6. トゥルー・カラーズ(クリス・デラノ)
7. ホエン・ラブ・ブレイクス・ダウン(マルセロ・リセンヂ)
8. ヒューマン・ネイチャー(マルセラ)
9. スムース・オペレーター(ヅヅ・ブラガ)
10. テイク・オン・ミー(マルセラ)
11. ウェスト・エンド・ガールズ(クリス・デラノ)
12. マイヤー・オブ・シンプルトン(マルセロ・リセンヂ)
13. ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー(マルセラ)

ちょっと乱造乱発気味のボッサ・カヴァー集ですが、これは大丈夫!
本場ブラジル産なので、怪しげなジャングリッシュに煩わされる心配はありません。
ひょっとしたら、この人たちも「ラテン訛りの英語」で歌っているのかもしれないけれど。
お薦めは赤で表記した5曲。
M10は、ヒットしてた当時は興味ない曲だったけど、物凄く美しいボッサに生まれ変わっていてびっくりしました。










2008年03月12日(Wed)▲ページの先頭へ
不細工なゴジラたち

You Tubeから拾い集めた、バッタもんシリーズの第2弾です!
各画像をクリックして視聴してください。


1.微笑みの国のゴジラ。やっぱり国王が最強




2.名作「バンビ対ゴジラ」。
これ、輸入ビデオで買ってる凄い友人がいた。




3.世界一ブサイクなゴジラ。
でもけっこうお金かかってますね!




4.微笑みの国、望郷篇




5.微笑みの国、番外編。表情に注目!




6.ナイキ編 懐かしいCMをどうぞ!




7.メカゴジラ誕生編!




8.カーナビマン! 着ぐるみ文化を馬鹿にしてない?




9.ハイネケン編 オチが素敵!










レット・イット・ビー・ハワイアン・スタイル



ココで試聴できます。←クリック!

『レット・イット・ビー・ハワイアン・スタイル』

  たまにはこういうシンプルな音楽をのんびり聴く時間も大事。

01. シー・ラヴズ・ユー(ケアヒヴァイ)
02. ヒア・カムズ・ザ・サン (リード・カポ・クー)
03. ゲッティング・ベター ハワイアン・スタイル・バンド
04. レディ・マドンナ (イムア)
05. ブラックバード (ナレオ)
06. アイ・ウィル (ショーン・イシモト)
07. イン・マイ・ライフ (ケアリィ・レイシェル)
08. イエスタデイ (サリー)
09. ドント・レット・ミー・ダウン(ウェイド・キャンバーン)
10. サムシング (ババ B)
11. カム・トゥゲザー (マイラ・ギブソン)
12. オール・マイ・ラヴィング (ジョン・ヤマサト)
13. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ (プカ)
14. レット・イット・ビー (ベン・ヴェガス)
15. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード (ロシェリー・ミドロ)

購入かパスか迷っていたら、近所のちいさなCDショップに「これでもか」と言わんばかりに大量に平積みされて
いて、つい買ってしまった次第です。
内容は悪くない。
寄せ集めコンピのわりには、M1からラストまで見事な統一感を感じさせます。
お薦めは赤で表記した5曲かな。
特にケアリィ・レイシェルの荘厳なカヴァーは素晴らしいですよ!
そしてこの美しいジャケットから想像する音にいちばん近いのが、M15。
これは名演です!
M6はポールのそっくりさん?





デイヴ・ギルバート 遅すぎたロックンローラー




-遅れてやってきた、本物のロックンロールバンド-

今回ご紹介するザ・ロケッツは、70年代後半から80年代前半にかけて6枚のアルバムを発表した、デトロイト出身のハードロックバンドです。
79年リリース、ビルボード30位どまりの"Oh Well"が最大のヒットという、商業的に大成功したとは言えないバンドですが、彼らの典型的なアメリカン・ハードロックは豪快そのもの。
そんなロケッツの、いい音出しまくってるロックンロールナンバーを2曲、お楽しみください。






ほんとに気持ちよく演奏している様子が伝わってきますね。
こういう「これがロックンロールで御座います」的な曲って、どこかしら"わざとらしく"なりがちですが、そういうところが
全然ないのが凄い!
こちらでもカッコいいのが5曲聴けます。




ヴォーカルのデイヴ・ギルバート、ちょっとジョン・フォガティ似のいい声してますね。
サウンドもCCRや初期のZZトップ、それにオールマン・ブラザーズやレイナード・スキナードなんかに通じる南部志向を感じさせてくれます。
きっと、このちょっと"イナタい"音が時代と合わなかったんですね。
たしか当時は既にこういう粘っこいロックが勢いを失い、「ニューウェーブ」とか「テクノポップ」とか、"髪の短い"人達の全盛期でしたから。



こちらのHPはザ・ロケッツのディスコグラフィー・歌詞などを掲載しています。


                                ↑
            デイヴ・ギルバート波瀾万丈の生涯。ちょっと悲しすぎる・・・


残念なことに現在、彼らのアルバムは日本では入手しにくくなっているようです。
(60年代の同名のバンドやフランスの"スキンヘッドで衣装だけキッス"のロケッツと混同注意!)
こちらは冒頭でふれた" Oh Well"収録のコンピレーションで、先日ご紹介した「キング・オブ・一発屋」、シティボーイの「君のナンバー5705」も入ってます。





このシリーズ"Super Hits of The '70s"は、まさにワンヒット・ワンダーの宝庫。
私がハドソン・ブラザーズやスティーラーズ・ホイールに出会えたのも、このシリーズのおかげでした。
このあたりのアーティストについても、今後とりあげていきたいと考えています。









リヴァプール・ボッサ

"Liverpool Bossa" 別名 "A Bossa Nova Tribute To The Beatles" by MONIQUE KESSOUS

ジャケの安っぽさに騙されてはいけません。
これは名盤!







1. Fool on the Hill
2. Michelle
3. Hard Day's Night
4. Hey Jude
5. Here There and Everywhere
6. If I Fell
7. In My Life
8. She Loves You
9. With a Little Help from My Friends
10. Till There Was You
11. Yesterday






↑写真右がMONIQUE KESSOUS嬢、らしい。

「イン・ボッサ」シリーズ最新作が出ました。
「ビートルズ・イン・ボッサ」と何曲かかぶってるけど、新曲がどれも素晴らしい出来なのでそんなこと気にせず楽しみましょう!
M5とM7は、このシリーズでは珍しいライヴ・ヴァージョン。
とにかくこの2曲だけでも一聴の価値ありです。
それからビートルズのオリジナル曲じゃないけど、M10も最高!
流行りのエレクトロ・ボッサもいいけど、このシリーズの手作り感の強いサウンドは、やっぱり素敵です。
それにしてもイラストの四人、似てねー!



このアルバムが気に入ったらぜひ、モニク嬢の先輩にあたる歌姫、Zizi Possi女史の"Bossa"やライヴ盤"Para Ingles Ver E Ouvir"も聴いてみてください。
特に後者は、感動必至の名盤です。
("Latina"さんで購入可能。)





 





2008年03月01日(Sat)▲ページの先頭へ
クローバーフィールドの元ネタ?

映画評論家、町山智弘氏も指摘しているが、大惨事に見舞われても逃げ惑う以外何もできない「普通の人々」の
視点から描いた革新的怪獣映画が、これ。

「大怪獣東京に現わる」

監督:宮坂武志
脚本:NAKA雅MURA
製作:吉本興業株式会社 ほか

関西弁の竹内力、やっぱりボコボコにされる田口トモロヲ、奥野敦士(歌える彫師のチョッキン)、崎山凛(ロシア総番長アリョーシャ)らが次々に登場。
さらに奈良の故売屋の親父やら宗谷岬でアリョーシャの上陸に遭遇した婆ちゃん、味噌こんにゃく屋の奥方の姿まで!
「カオルちゃん最強伝説EPISODE2:ロシアより愛をこめて」と同じ面々がゾロゾロ出てきてワクワクさせる、'98年公開の大怪獣映画!


西日本を蹂躙する「空飛ぶカメ型怪獣」VS東京を焼き尽くす「火を吐くトカゲ型怪獣」の死闘という設定じたい、日本全国総番:村山カオルとソビエト連邦最強の男:アリョーシャ・カラマーゾフの激闘を描いたEPISODE2とほとんど同じか。

ただしご存じのとおり、2大怪獣の姿は一度も画面に映らないので、「ゴジラ対ガメラ」を期待すると間違いなく肩すかしをくらう。
そのかわり、東京に怪獣が現れてもだらだらと続く地方都市の日常とか、怪獣騒動のどさくさに紛れて欲望のままに行動する変態教師とか、とにかく通常の怪獣映画では描かれないシーンが続出する。

人間が初めて巨大な怪獣の姿を目の当たりにした瞬間、恐怖ではなく畏怖と感動を覚えるという描写がたまらなくリアルでいい。
それに自衛隊(韓国・北朝鮮・中国連合軍だっけ?)の攻撃に傷ついていく怪獣を見て、思わず同情してしまう人々の気持ち、すごくよくわかる。
幼い頃、燃える夕陽に染まりながら阿蘇山の火口に落ちていくラドンを観て、私は泣いた。



はっきり言ってユル〜い映画だけど、「カオルちゃんシリーズ」誕生前夜の息吹きを強烈に感じさせてくれるので、
「合格!」 (ここ、古井榮一さん風に!)



  「ワレ誰じゃい?」「イサミちゃんじゃボケ!」

 「%&$TVJ*‘P#$”&%$〜!」

 「通天閣、しばしば見たこと、あるのですか?」


いろんなところから、かってに画像をいただきました。多謝!