101匹ビートルズ大行進 - 2008/01/11

かつてはビートルズ・カヴァーに関するブログでしたが・・・
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2008年01月11日(Fri)▲ページの先頭へ
アカペラ・ピンクフロイド!

"Dark side of the moon a cappella" Voices on the dark side




1. Speak to Me/Breathe
2. On the Run
3. Time
4. Great Gig in the Sky
5. Money
6. Us and Them
7. Any Colour You Like
8. Brain Damage
9. Eclipse

これは参った!
楽器だけでなく、アルバム「狂気」に登場する複雑極まりないさまざまな効果音まで、全て肉声で再現しています。
ここまで徹底的に馬鹿をやりとおす姿勢は尊敬に値しますね!
おまけにこの音楽は、とても美しい。

ネタバレ回避のため詳細は省きますが、例の「目覚まし時計があちこちでいっせいに鳴り響く」くだりの表現が凄い!
是非、いちどお試しを。

http://www.darksidevoices.com/clips/




噛みつきたい。



近所の古書店のエサ箱を漁っていたら、こんなのが出てきた。
ジャケットには「ビートルズ結成20周年特別企画」とあるが、知らんやろなこんなん、本家は。
要するに、「抱きしめたい」と「キャント・バイ・ミー・ラブ」を犬が歌っているレコードです。
そう、The Beatle Barkersと同じことを日本人がやってみたわけです。
しかし悲しいかな、几帳面すぎる国民性が邪魔をしたのか、このレコードにはバーカーズのようなおおらかさが、
あまり感じられません。
バーカーズには犬のほかに猫・牛・羊・鶏など、いろんな動物が参加していたので、動物の数でも負けてます。
でもジャケが素敵なので許します!
珍盤には、広い心で接します!

そういえば、「ホンキートンク・ウーマン」をガチョウが歌っているローリング・ギースとか、「ワイルドで行こう」を鶏が歌っているワイルド・チキンなんてのもあるようです。

嘘じゃないよ。ここで聴けます。
http://www.aprilwinchell.com/multimedia/

↑ぐっと下の方までスクロールしてください。"Chicken Songs"のコーナーにあります!




宇宙人は来てる。



宇宙人は来てる!
たむらけんじの上半身に書いてある文言ではない。
8月にハイチとドミニカで撮影されたという、異常にリアルなUFOの映像をけさ初めて観た。
未見のかたは、下の画像をクリックして鑑賞してみていただきたい。

ハイチ編



ドミニカ編



このUFOによく似たラジコン模型を二人組の婆さん?が飛ばしてる、いわゆる"種明かし映像"もしっかり観たし、
「あの画像は全編CG。実は俺が作った。」と言ってる青年の記事も読んだけど、オマエらの方がよっぽどインチキ
臭いぞ。
たしかにUFOに気づいた瞬間の「ハッ!」という声は、かなりわざとらしく聞こえるし、ハプニング映像にしては巧く
撮れすぎてるけど、それでも信じたい気持ちにさせる魅力に満ちてるなあ!

ハイチ編で至近距離を横切る2機のUFOのフォルムがめちゃめちゃカッコいい。
ドミニカ編に出てくる"母船"の姿も変わってて、すごくいい感じ。
こういうの、目撃したいぞ!

ところでYou Tubeをうろついてて今さらながら気づいたんだけど、最近のUFOって、やたら都合よく鮮明にカメラに映るものだ。
って言うか、造形そのものがどんどん洗練されてきているような気さえする。
それでもいいや。
ちょっとだけ信じてみよう。その方が面白いもの!




やっぱり牛が好き。





テキサスのチェーンソウ楽団



"Birthday" by Texas Chainsaw Orchestra

1. Tuning Up
2. Sabre Dance
3. American Woman
4. You Oughta Know
5. Chain Gang
6. I Will Always Love You
7. Birthday


それにしても凄いバンド名ですね。
テキサス・チェーンソウ・オーケストラ!
そうです。あのチェーンソウ(回転鋸)です。
テキサスの人面マスクくんが元気に振り回してる、あれです。
このバンド、鋸の回転音で「ぶいーん」と何でも演奏しちゃいます。
要するに「テキサスの横山ホットブラザーズ」。
ビートルズ・カヴァー史上、最も馬鹿野郎なバンドです。

ただ悲しいかな、こいつら馬鹿野郎なうえに器用貧乏。
アイデアはすごくいいけど、綺麗にやりすぎてしまった。
鋸の音と知らずに聴いてる人には、「変わったエフェクターかけたギターやねえ。」くらいで済まされてしまいます。
これでは横山の兄さんがたには勝てませんなあ。

「おぉーまぁーえぇーはぁーあぁーほぉーかぁ」
をちゃんと練習して、出直してきましょう。

しかし、こんなんばっかり聴いてる私もあほか?











ドリームガールズ 4



いっぽう、「アイム・チェインジング」で再起してからのジェニファー・ハドソンのファッションは、いよいよ70年代の
アレサ・フランクリンそっくりになっていきます。
ぜひDVDで確認して、笑ってください。

このジェニファー・ハドソンという新人女優、歌唱力といい演技力といい、本当に凄いと思います。
おまけにビヨンセやエディという大スター(ほかにもブロードウェイの大物がゾロゾロ)に囲まれて、堂々と主役を張る度胸もたいしたものですね!
DVDの特典映像には、ジェニファーがこの映画に抜擢される前、テレビのオーディション番組の決勝で敗れた時の模様が収録されています。
敗れても胸を張って、「私は決してあきらめません。」と宣言する彼女の姿に感動!

今回のDVDの特典映像は非常に充実しています。
2時間を超えるメイキング、オーディション風景、本編では編集されている各楽曲のノーカット・ヴァージョン、ビヨンセの「リッスン」(名曲!)のPVなどなど。
隅から隅まで、作品に対する愛情を感じます!











ドリームガールズ 3




エディ変幻自在!

襟の大きなシャツに細いタイ、ど派手なスーツで初登場してから、黒ずくめファッションで決めてみせるあたりまでのエディ・マーフィの姿は、当時のウィルソン・ピケットにホントそっくり。
ところが、やがてマンネリに陥りニューサウンドを模索して、社会的メッセージソング「ペイシャンス」(名曲!)を歌う
シーンでは、一転してカジュアルなジャケットにジーンズ、頭にはニットの帽子。
どこから見ても70年代初頭のマーヴィン・ゲイですね!
この格好で「ブラァザ〜スィスタ〜」って歌うものだから、観ていて爆笑してしまった。



いっぽう楽曲の方も「フェイク・ユアウェイ・トゥ・ザ・トップ」「アイ・ウォント・ユー・ベイビー」の二曲は、それぞれウィルソン・ピケットの「ダンス天国」「アイム・イン・ラヴ」あたりをを、そして「ペイシャンス」はマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」を見事にパロっています。
エディの達者な芸のせいでそう聞こえる訳ですが。

そしてエディが最後に歌う「ザ・ラップ」は、もう最初の掛け声から完全にJBモノマネ大会。
曲ごとに発声から歌い方のちょっとしたニュアンスまで、自在に変化させて表現することができるエディ、恐るべし!










ドリームガールズ 2

快挙!
これは「ソウル界のラトルズ」です!
単なるダイアナ・ロス&スプリームスの物語と思っていたら大間違いでした。



映画が始まったとたん、出てくる出てくる。
マーサ&ヴァンデラスにテンプス(フォートップスかな?)にアルバート・キングのパロディ乱れ打ち!
そしていよいよ主役のジェニファー・ハドソン率いるザ・ドリーメッツの登場!
冒頭の二曲が見事なモータウン風だっただけに、ここでよくできたスプリームスもどきを期待していたら、いい意味で裏切られました。

なんとジェニファー嬢は、よりによってモータウン最大の商売仇アトランティックの看板スター、アレサ・フランクリンのクローン!
曲もアレサの「チェイン・オブ・フールズ」を改造した感じ。
つまりこの映画は、間違ってモータウンに入社してしまったアレサ・フランクリンの受難の物語なのでした。

次にジェニファー嬢がうたう「ラヴ・ユー・アイ・ドゥ」(名曲!)も、元歌はアレサの持ち歌「ドント・プレイ・ザット・ソング」ですね。
この後も彼女は、最後までアレサ節をぶちかまし続けてくれます。

おまけにエディ・マーフィ(好演!)がルックスから歌唱法まで、アトランティックのもうひとりの大看板、ウィルソン・ピケットになりきってるので、よけいにサザン・ソウル色が強くなっています。
(このキャラJBじゃないって!)

極論だけど、ジェニファーとエディという南部スタイルのシンガーを得たことによって、オリジナルよりも音楽のヴァリエーションが拡がったんですね。
ちなみに根っからのアトランティック派の私は、この映画の魅力にすっかりやられてしまっています。


ところで、この映画の音楽に感動した人が、いいかげんな紹介記事にだまされてダイアナ・ロスやJB(もちろんそっちも、もの凄く素晴らしいけど)のCDを買っちゃうと、「あれ?」って事になりますのでご注意を。
とりあえずアレサ・フランクリンとウィルソン・ピケットのアトランティック時代のベストから始めましょう!











ドリームガールズ 1



映画「ドリームガールズ」ヒットの波及効果に期待。

かつて「ブルースブラザーズ」のレコード、映画双方の大ヒットが、アレサやJBに再びスポットライトを当て、衰退し
つつあったソウルミュージックを復活させた (あんまり実感なかったけど、たしかにR&Bのレコードが買いやすくなってた。) ように、この作品が契機となって、聴き応えのあるソウルミュージックが街に流れるようになることを私は期待している。

ビヨンセ・ノウルズは、「リッスン」で予想以上の歌唱力を見せてくれた。
前作「ファイティング・テンプテイションズ」で歌ったゴスペル「揺れるチャリオット」が巧かったので、ある程度期待は
していたけど、ここまでやってくれるとは。

「ビヨンセはジェニファー・ハドソンに喰われた」って随分書かれてるみたいだけど、私は互角の闘いだったと思う。
もちろん声量や声のうねりや、60、70年代のR&Bテイストが濃厚という点では、ジェニファー・ハドソンに軍配が
上がるだろう。
しかし、これほどの芸達者たちが全員でソウル大会を繰り広げるなか、冷静に自分の歌唱スタイルを貫いたビヨンセの機略は鋭い。
否、そんな理屈じゃなくて「リッスン」は、四半世紀の間コンテンポラリーな音楽に興味のなかった私のような頑固者ですら繰り返し聴きたくなる、守備範囲の広い名曲である。
(要するに、いつの間にかビヨンセのファンになっちまっただけですけど。)



私はビヨンセにこそ、本格的なR&Bカヴァーアルバムを出してもらいたいと思う。
ジェニファー・ハドソンは、間違いなくそういう作品に取り組むことになるだろう。
きっとそれは素晴らしい作品に仕上がるだろうし、彼女のファーストアルバムは「ドリームガールズ」の威光もあって、ある程度は売れると思う。
しかしそのような作品が売れ続け、再生産される土壌を形成するには、ビヨンセの力による「ソウルミュージックの
市場拡大」が必要だ。

ジョス・ストーン売れてるみたいだし、やろうよ!
メンフィスやマッスルショールズやマイアミの残党組ミュージシャンをごっそり連れてきて、ラップと打ち込み禁止の素敵なやつを
選曲はこんな感じで。

Think
Dr.Feel Good
Do Right Woman, Do Right Man
Playhouse Down
Mr.Big Stuff
Woman To Woman
Misty Blue
I'll Take You There
Love The One You're With
If You Want Me To Stay
Oops ! Here I Go Again
That's What You Say
What A Man
Workin' Together

うわ!これ聴きたいなあ!