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2008年02月24日(Sun)
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ジョギリよ今夜もありがとう。

現在、日本縦断公開中のホラー映画「ヒルズ・ハヴ・アイズ」のネタ元、ウエス・クレイヴン監督作品「サランドラ」('77)は、80年代に映画を観まくった世代にとって、ある意味で忘れがたい作品です。







'75年夏、「タワーリング・インフェルノ」の劇中、スティーヴ・マックイーンが宙吊り状態の消防隊員を救出するシーンで、映画館の客席から拍手と歓声が沸き起こるのを初めて目撃した。
同年冬、「ジョーズ」のラストシーン、絶体絶命のロイ・シャイダーが一発逆転のショットを決めた瞬間には、さらに大きな歓声が劇場内に響いた。
そして'84年夏・・・




「なんじゃこりゃあ〜?!」「金返せ〜!」

映画「サランドラ」が終わり、"THE END"の文字がスクリーンに映ったとたん、客席からは歓声ではなく怒号が沸き起こった。

戦慄のジョギリ・ショックがやってくる! 」
誰もがこの宣伝文句に煽られて映画館に足を運び、「サランドラ」という映画のあまりのショボさに激怒したのです。
すでにジョン・カーペンターやブライアン・デ・パルマのハイテンションな作品を体験済みだった私たちにとって、「サランドラ」はあまりにもユルかった。
おまけにこの映画のポスターにデカデカと描かれていた人間狩りの最終兵器、「戦慄のジョギリ」がいつまでたっても出てこない。
無敵のモンスター、マイケル・ベリーマンが巨大なジョギリ (斧みたいな鎌みたいな、とにかく何か凄そうな刃物) を
振り回す、世にも恐ろしいショッカー映画を期待していたのに!

これが映画配給会社の煽りに完全に騙される最初の体験となった。
そしてこの後「マイ・ドク」とか「レイザーバック」とかで何回も騙されて、「くだらない映画を愛する能力」を鍛えられていくのだった・・・。
(ホンマカイナ!)